東山「禅密気功な日々」(15)先生に聞く・番外編

瞑想と免疫力とコロナウイルス

 折しも4月8日から、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県を対象に新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令され、対象地域ではいよいよ外出自粛や運動施設などの休業要請が強くなっています。すでに禅密気功の本部教室や鎌倉教室に通い、ある程度、気功がどういうものかわかっている方は、この期間も自宅などで練功に励んでください。

 またせっかく禅密気功に関心を持っていただいたのに、しばらくは教室に通えない方のために(鎌倉教室も4月いっぱいお休みです)、それまでの準備として、以下の動画を見ながら、禅密気功の概要を知っていただければ、と思います。コロナ禍が落ち着いたら、お会いしましょう(^o^)。

 疑問点などありましたらakira☐cyber-literacy.comまで。また朱剛先生のご承諾を得て、先生が「会報105号(2020.3)」に書かれた「瞑想と免疫とコロナウイルス」という原稿をここに転載しておきます(一部字句修正)。冒頭の一文には重い意味があると思います。

瞑想と免疫力とコロナウイルス

 コロナウイルスについては、人類がこれから反省して大自然との関係をもう少し調和しなくてはならない機会なのだと思います。

 それよりも目の前のコロナウイルスについて我々はどうやって乗り越えていけばよいのでしょう。これから禅密瞑想とコロナウイルスとの関わりを述べたいと思います。

 中国ではコロナウイルスが爆発的に感染拡大すると同時に、自分達の功法を練習すると感染しない、あるいは治癒するという一部の流派がでてきました。ある漢方を飲むと治癒するという人もいます。でも現時点ではその効果については確実な医学的データはありません。このウイルスについて現在分かっているのは、特定の人間がかからないということはないですし、反対に誰でも感染する可能性があります。ですが、一般的には若年層、基礎疾患のない元気な人たちは、感染しても軽症で、風邪と同程度の軽い症状で収まっています。

 私たちが練習している禅密瞑想は、体質を改善するので抵抗力と免疫力のアップにつながります。禅密瞑想は動功と静功の両方を大事にしています。この動功は背骨を通して全身を動かす運動です。この運動は内臓をマッサージして内臓の新陳代謝を活性化しますし、有酸素運動ですから体質を改善することができて抵抗力と免疫力をアップします。瞑想すればこのコロナウイルスをどこまで減らせるかというデータはありません。人道的にもこの実験は許せないでしょう。

 しかしある実験では睡眠を7時間以上とる人と5時間以下の人では、風邪の罹患率が異なるという結果が得られました。7時間以上睡眠をとる人の方が罹患率が低いです。瞑想は睡眠よりも体に良い影響を与えます。

 背骨の運動はできれば30分以上続けましょう。そうすると全身の細胞まで活性化されます。瞑想の時は、内在の気、光、心を大事にして練習しましょう。

 コロナウイルスに特効薬はまだありませんが、このウイルスと戦う時に、様々な症状がでてきても、健康で丈夫な人は軽症で乗り越えられます。そうなるためにも私達も禅密瞑想(動功と静功)をもつと頑張つて練習していきましょう。

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