<51>個人情報保護法が全面施行された(05/4/3)
今年4月1日から「個人情報保護法」が全面施行された。みんなの個人情報、つまり名前や住所、年齢、電話番号、メールアドレスなどを守る法律だ。
5000人以上の個人情報を持っている企業、例えば金融機関や電話・通信会社などお客さんの情報を保管しているあらゆる企業は、集めた個人情報を外部に出したり、目的外で利用したりすることを厳しく禁じられる。
みんなにも突然、自分宛のダイレクトメールやケータイの広告メールが送られてきたことはないかな。自分はその会社を知らないのに、相手はみんなの名前や住所を知っている。
これは、どこかで個人情報が売り買いされていたり、知らない間にみんなが情報を誰かに教えたりしているためだ。
国民生活センターが今年3月に発表した「子どもの個人情報に係る消費者トラブルの現状と対応」によると、子ども(6歳~18歳未満)の個人情報に関する相談件数が増えている。2003年度は約1400件と、2000年に比べてなんと30倍以上に達した。
相談内容で多いのが子どもの名前で、「ケータイの情報サービス業社から高額な料金請求をされた」「自宅に勧誘のダイレクトメールや注文しない商品が送りつけられた」「子どもから個人情報を聞き出そうとする電話や電子メールを受け取った」など。
子どもから個人情報を聞き出す手口は巧妙だ。親が留守の合間を狙って電話をかけ、宅配業者や学習教室、消防署、警察などを名乗り、子どもや家族、学校の友人たちの情報をしゃべらせる。
また路上でアンケートしたり、プレゼントが当たったとだましたりして情報を聞き出す手口もある。みんなも決して気軽にアンケートに答えたり、ケータイに個人情報を入力しないことだ。世の中には突然プレゼントが当たるなんてうまい話はない。
アメリカでは「児童オンラインプライバシー保護法」があり、13歳未満の個人情報をオンラインで取得することを禁じている。日本でも同様の法整備をする必要があるし、みんなも自分の情報は自分で守るようにしよう。(KY)
投稿者 Naoaki Yano : 2006年06月02日 14:09