« <36>ちょっとした遊び心が大事を招く(04/12/12) | メイン | <38>ついに登場した「ケータイ版ウイルス」(04/12/26) »

2006年05月30日

<37>「振り込め詐欺」にだまされないように(04/12/19)

 ケータイなどを使い「もしもし、オレオレ」と、子どもや親類といつわって、高額のおカネをだまし取るオレオレ詐欺が多様化し、警察庁は去る12月9日にこれらの犯罪を総称して「振り込め詐欺」と命名した。最終的に銀行口座などに現金を振り込ませる手口が共通しているからだ。

 今年1月~10月だけでも発生件数は1万件以上、被害総額は約222億円にも達している(警察庁発表)。
 最近では演劇のような手口も現れている。例えば、父親の交通事故を装った詐欺の場合、警察官、弁護士、被害者などが代わる代わる登場し、サイレンなどの効果音を巧みに利用して現実感を演出するらしい。被害者役の男は涙を流しながら話すなど、迫真の演技までやってのけるという。

 しかも電話を受けた人が父親のケータイに確認のため電話しても、まったくかからない。というのも、あらかじめ父親のケータイに暴力団を名乗ってしつこく電話をかけて、電源を切らせておくからだ。
 みんなも家でこうした振り込め詐欺の電話を受け取ったり、「お宅の子が、うちの子に大けがをさせまして」などと電話がかかってきたりすることもあるかもしれない。

 こうした詐欺の背景には、みんなの個人情報の流出がある。だからケータイの請求書や、住所、氏名、電話番号などの個人情報が載っている書類は細かく破り捨てたり、気軽に電話番号を教えたりしないなど日頃からの自衛が必要だ。

 詐欺を企んでいる側も、あの手この手を考えて、みんなからおカネをだまし取ろうとしている。悪意を持って準備し、電話口で演技までされると、人間は冷静な判断ができなくなってしまう。なにしろ電話から聞こえてくる声や音以外に相手を知る手がかりがないのだから、新しいパターンの振り込め詐欺に対抗するのは簡単ではない。

 インターネット上には、警視庁など振り込め詐欺の様子を詳細に紹介しているページもある。自分は大丈夫だとは思わずに、一度家族みんなでで見ておいたほうがいいだろう。(SM)

投稿者 Naoaki Yano : 2006年05月30日 13:33

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cyber-literacy.com/scripts/mt/mt-tb.cgi/88

コメント

コメントしてください




保存しますか?