<29>ケータイメールも相手を思いやりながら(04/10/24)
いまや多くの人が持つようになった携帯電話。これまで何度となくインターネットには「光と影」があると書いたように、携帯電話にも便利なところと危険なところがある。そのことを何回かにわたって書きたいと思う。
ところで、このコラムでは携帯電話と「ケータイ」を書き分けている。それは携帯電話が単に電話するだけの機械から、インターネットにつながる道具になったためだ。いわゆる「iモード」などがそれ、インターネットへの接続サービスだね。
インターネットにつながった携帯は、もはや電話というより小型のパソコンだ。そこから世界中の人たちとメールもできるし、さまざまなホームページにも飛べる。ゲームや画像、着メロなど音楽をダウンロードすることもできる。
そうした機能を持つ道具として「ケータイ」とカタカナで書くことにした。もちろん、これは一般的ルールではなくて、このコラムの約束ごとだ。
ケータイはパソコンとちがって、いつでも身につけて持ち運べることから、メールのやり取りの仕方も変わってきた。パソコンのメールなら1日ぐらい返事がなくても不思議じゃないが、ケータイメールとなると、10分~20分で返事するのが当たり前になっているようだね。それどころか着信した瞬間に返事を書いている人たちもいる。
そんなやり方が度を超すと、食事中やお風呂でもケータイを手放せず、ときには寝る時間もなくなってしまう。
すぐ返事を書かないといけないという不安や義務感から、心と身体が疲れ切ってヘトヘトになってしまう人もいるだろう。ケータイメールをやり取りして仲がよくなることもあるだろうが、やりすぎて相手を困らせたり、ケンカになったりしては意味がない。
メールというのは以前も書いたように思わぬ力を持っていて、自分で思うより、相手を喜ばせたり怒らせたりする。メールを受け取った人がいま何をやっているか、相手を思いやる気持ちが大切だ。(KY)
投稿者 Naoaki Yano : 2005年11月13日 21:32