<28>フィッシング詐欺に「おかしいぞ」と感じるセンスを(04/10/17)
最近、電子メールを使った、とんでもない詐欺(さぎ)事件がアメリカを中心に急増している。
「フィッシング」詐欺といって、銀行や有名な検索サイト、ショッピングサイトなどの名前を使ってメールを送りつけ、アドレスやパスワード、銀行やクレジットカードなどの口座番号を盗み取る犯罪だ。
いま、はやっている「オレオレ詐欺」のようなもので、犯罪者を簡単に信じてしまうことが被害の原因だ。「自分は引っかからない」と思っていても、よほど用心しないとだまされてしまうのが、この詐欺の巧妙なところ。
フィッシングの手口はこうだ。まず本物っぽいアドレスを使って、「パスワード(あるいは口座番号)の更新をしてください」とか、「プレゼントが当たったので、手続きをしてください」といったメールが送られてくる。
これを信用してメールにあるURLをクリックしてしまうと、これまた本物そっくりに作られたホームページに飛び、そこでパスワードや口座番号を入力するように指示される。 アメリカでは、このフィッシング詐欺のメールを受け取った人がなんと5700万人というから、4人に1人以上には届いていることになる。
アメリカの調査会社の調べでは、受け取った人のうち約20%がにせのホームページにアクセスし、その3%が個人情報を入力してしまったそうだ。
これから日本でもフィッシング詐欺がはやるかもしれないから、みんなも自分の大切な情報を決して書き込まず、そういうメールを受け取ったら両親に相談しよう。
詐欺にあわないために一番大切なことは、簡単に自分のメールアドレスを教えないということ。気軽にホームページに登録すると、いつの間にかアドレスが外に流れて犯罪者たちの手に渡るかもしれない。
次にメールを簡単に信用しないこと。いくら本物らしく見えても、本当の銀行ならばメールだけでこうした重要な情報を通知することはない。ちょっとおかしいぞと感じるセンスを身につけることが大切だ。(KY)
投稿者 Naoaki Yano : 2005年10月31日 13:52