<6>世界をつなぐWWW(04/5/9)
みんなはパソコンでホームページを見ているかな。いまイラクではたいへんな戦争状態が続いているけど、ホームページなら直接、海外の情報を見られるから日本の新聞やテレビには出ていないような話を知ることもできる。
このホームページの基本的なしくみはWWW(ワールド・ワイド・ウエブ)と呼ばれ、これによってインターネットでつながったコンピュータの中にある情報をだれでも見ることができるようになった。
ウエブというのは「クモの巣」という意味。世界中にクモの巣を張り巡らせるように広がったWWWはドラえもんの「どこでもドア」のように、一瞬で情報の宝箱にたどりつくことを可能にした。
このしくみはスイス・CERN(欧州合同原子核研究機関)の研究者、ティム・バーナズリーによって1991年に開発された。
93年にはアメリカ・イリノイ州立大学の学生だったマーク・アンドリーセンが、WWWのシステムを使って、文字だけでなく写真や絵や音などの情報を見ることのできるMOSAIC(モザイク)というソフトを作り出した。これを「ブラウザー」(閲覧ソフト)というんだ。
モザイクの登場で初めて、文字だけの世界だったインターネットに画像や音が加わり、爆発的に世界に広がった。
実はWWWを開発したバーナズリーはインターネット上に画像が入り込んでくることをきらって、若いアンドリーセンをどなりつけたらしい。文字だけで真面目に地味にやっていきたいと思っていたんだね。でも、人はより便利なものをどんどん求めるものだ。ブラウザーが生まれたのも当然かもしれない。
インターネット元年と呼ばれた95年には一般の人たちに広がり、WWWはさらに多くの情報が流れ込んだ。
こうして、誰もがいつでも世界中の情報を手に入れ、発信もできる夢のような時代になった。WWWとモザイクはインターネットを世界に広げた大きな発明だった。(MH)
投稿者 Naoaki Yano : 2005年09月10日 09:42