<17>ネット利用のルールは子どもと親がいっしょに(04/7/25)
佐世保の事件では、小学生どうしのインターネット上でのやりとりの仕方が問題になった。信号機のない道路を車が走ればとても危険なように、そろそろインターネットという道路を走るルールを決める時期に来たのだと思う。
小学5年生と中学2年生を対象に日本PTA全国協議会が昨年11月から12月に調べ先日発表した調査結果によれば、インターネット利用経験は小学5年生で約69%、中学2年で80%とかなり高い。親が子どものインターネット利用を管理しているかについては、親全体の47%が「何もしていない」、35%が「一緒にいる」、そして12%がなんらかの形で管理していた。
インターネットについて誰から教えてもらったかを聞いたところ、中学2年では親が41%と最も多いけれど、子供のインターネットの知識について親に聞いた場合、中学2年の保護者の45%が子どもの方がよく知っていると回答した。
ほかにもgooリサーチが今年5月に実施した「小学生のインターネット利用に関する調査」では、「子どもが家庭でインターネットを利用する時に何かルールはあるか」という問いに対して、43%がとくに設けていないと回答した。52%は接続時間や利用する時間帯や閲覧するページについてのルールを決めているようだけれど、友達とネット上でコミュニケーションするときに何に気をつければいいのかなどは抜け落ちている。
こうした調査を見ると、小中学生の家庭では、ちゃんとルールを決めてインターネットを使っているケースはそれほど多くなさそうだ。でも、インターネットの仕組みや特徴などを親子がいっしょに知ることが必要だね。
そんな能力のことを、僕たちは「サイバーリテラシー」と呼んでいる。ちょっと聞き慣れない言葉だけれど、ケータイをテーマにしてサイバーリテラシーについて以前書いたことがあるから、興味のある子はその記事を読んでくれたらうれしいな。(SM)
投稿者 Naoaki Yano : 2005年09月14日 14:48