<13>誤った情報もすぐ広まってしまう(04/6/27)
「新製品のパソコンが2787円 」
インターネット・ショッピングのホームページにこんな値段が書かれていたら、君たちはどう思う?
お父さん、お母さんに急いで買ってもらうようにお願いする人もいれば、値段の安さを怪しむ人もいるかもしれないね。
これは本当にあった話で、販売するページに商品を間違って載せて、結果的に価格が40分の1で表示されてしまったため、1日で2万人以上から1億台もの注文が殺到したそうだ。結局、このパソコンは販売されることはなかったけれど、一部の人からは猛抗議を受けた。
別の事件では、誤って10分の1の価格で表示していたパソコンに1000人から1500台の注文があって、仕方なく購入希望者にはその価格で販売し、会社は2億円程度の損害を受けてしまったこともあった。
2002年度末時点でのインターネット利用人口は6942万人だといわれている。これだけ多くの人がインターネット上で情報の受発信をしていることが、今回の事件の背景にある。たとえ誤った情報でも、だれも確認することなく、短期間で多くの人を巻き込む結果となったのは、インターネット上で情報を発信することのマイナス面といえるかもしれない。
でも、だれもが情報を受発信できることは悪いことだけじゃない。たとえば、「OK Web」や「Yahoo! 知恵袋」は、わからない事柄について質問すれば、それについて詳しい人たちが答えてくれる、とても便利なホームページだ。困っている人を多くの人たちがボランティアで助けてくれるし、逆に他の人を助けることができるかもしれない。
インターネット上にはとてもたくさんの情報があるわけだけど、情報を発信するときには多くの人がそれを見ているということ、受信するときにはそれが本当かどうか、今度からはなるべく意識するようにした方がいいと思うよ。(SM)
投稿者 Naoaki Yano : 2005年09月12日 10:31